これはモンシロチョウが交尾こうびしているところです。朝のキャベツばたけで、かんさつすることができます。

多くのメスは一回しか交尾しません。交尾をしたメスは、オスが近づいてくると、右のしゃしんのように、羽を広げて腹部ふくぶをつき出したポーズをとります。このポーズを見たオスは、メスに近づくのをあきらめますが、オスによってはメスの上を飛び続けることがあります。

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理由りゆう

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顕微鏡のしゃしん

電子顕微鏡のしゃしん

オスの鱗粉りんぷんをよくしらべると、かたちのちがうものがあります。これは発香鱗（はっこうりん）といい、ふくろ（黄色の○）の中に「におい物質ぶっしつ」が入っています。この「におい物質」が、オスのはばたきでメスにとどけられると、「メスの交尾拒否反応がやわらぐ」、といわれていますが、モンシロチョウではあまり効果がありません。

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