モンシロチョウのしいくとかんさつ＞せい虫のくらし　（2/8) 何のために飛んでいるのでしょう？ 　キャベツ畑にいくと、たくさんのせい虫が飛んでいます。せい虫のエサは花の蜜（みつ）なのに、どうしてこんなところで飛んでいるのでしょうか？ 　キャベツの葉に止まっては少しして飛び立ち、また止まる、をくり返しているせい虫がいます。止まったところに近づいてみると、たまごが見つかります。めすの産卵行動（さんらんこうどう）です。 　 　　　産み付けられたたまごを見る 　 　めすは、よう虫のエサとなるアブラナ科植物の特有（とくゆう）なにおいを見つけ、そこにたまごを産み付けます。脚（あし）のつめをたてて葉につかまり、おしりを葉に押し当て、たまごを産みます。一匹のめすは死ぬまでの間に５００から１０００個のたまごを産みます。