生物のふえ方トップ>動物の有性生殖 (3/3)
発展 体外受精と体内受精
体外受精 体内受精

並んで水中に精子と卵を放出するサケ

交尾するモンシロチョウ
・雌雄が同時に水中に卵と精子を放出する。
・精子は水中を泳いで卵に到達し受精する。
・交尾はしない。
・交尾などを行って、雄から精子が雌の体内に直接送られる。
魚類、両生類の一部(カエル)
水中に産卵する無せきつい動物の多く(ウニ、クラゲ)
は虫類、鳥類、ほ乳類、両生類の多く(イモリなど)
陸上に産卵する無せきつい動物(昆虫、クモ、マイマイ)
水中に産卵する無せきつい動物の一部(カニ、タコ)

 もともと体内受精は、確実に精子を卵に届かせて、受精率を高めるために行われ始めたと考えられます。しかし、動物が陸上生活を始めると、体内受精はもう1つの意味を持つようになりました。陸上では精子が卵のところまで泳いでゆくことができないので、体外受精を行えません。体内受精をすることで、精子が卵のところまで泳いでいく水路がつくられるのです。陸上に産卵する動物は、すべて体内受精を行います。
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