宇宙の中の太陽系>金星を観察してみよう (20/20)
3 金星の見え方を考えよう

ピン球で太陽、片面を黒く塗った小球で金星を示す

地球から見た金星

金星は満ち欠けとともに、大きさや形が変化して見えます。それは、金星が地球よりも太陽に近いところで(内惑星)、地球とは異なる周期で太陽のまわりを公転しているために、太陽-金星-地球の位置関係が変化するためです。金星は地球よりも太陽に近いところにあることから、太陽から大きく離れません。(左図にカーソルを置いてみよう) ですから、真夜中には見えず、夕方の西の空か明け方の東の空でしか見えないのです。