次のページでは、ヒトの骨格について見てみよう。
セキツイ動物の体の中では、多くの骨が集まり骨格を形成しています。
骨格には次のような働きがあります。
(1)体を支えたり、内臓や脳などを保護する。
・頭骨によって脳が、ろっ骨によって肺や心臓などの臓器が保護されています。
・もし、陸上生活をする動物に骨格がなかったら、大きな体は維持できません。つぶれてしまいます。
・立ったり、歩いたり、跳ねたりできる体の形を保つこともできません。ナメクジやミミズのように地面をはって移動することしかできないでしょう。
(2)体を動かす
・手や足などセキツイ動物の体の様々な部位は、骨によって支えられているので、骨が動けば、体が動くことになります。
(参考) 骨の内部の骨髄では、赤血球や白血球などの血液の成分がつくられています。
フナの骨格
ヒトの骨格
ニワトリの骨格