多くの観察から、植物の細胞は、形や大きさにはちがいがあるが、そのつくりには共通点があることがわかりました。左の図は光学顕微鏡で観察できる植物細胞の模式図です。
・酢酸カーミンや酢酸オルセインなどによく染まる
核を1個もつ。
・核のまわりには
細胞質があり、その外側は
細胞膜で外界と仕切られている。
・細胞膜のさらに外側に厚くじょうぶな
細胞壁がある。
・細胞質には
液胞とよばれる袋をもつものが多い。
・葉や茎の緑色をした部分にある細胞には
葉緑体があり、この部分で
光合成を行っている。