■ 発電機のしくみ
コイルと磁石で電流を発生させよう(12)
電磁誘導と誘導電流
 棒磁石をコイルに近づけたり遠ざけたりすると検流計の針が振れます。
 コイルを貫く磁力線の数が変化するとき、コイルの両端に電圧が生じ、検流計に電流が流れます。このように、磁場(磁界)の変化によって導体に電圧が生じる現象を電磁誘導といい、生じた電圧を誘導起電力といいます。また、このとき回路に流れる電流を誘導電流といいます。


※ 棒磁石とコイルの両方を静止させたときには、コイルを貫く磁場(磁界)の変化がないので、電流は流れません。
より強い電流を発生させる方法 
1.コイルの巻き数が多いほど、誘導電流は強い。
2.磁石を速く動かす(コイルの中の磁場を速く変化させる)ほど、誘導電流は強い。
3.磁石の磁場が強いほど、誘導電流は強い。
 

次は、発電機のしくみだよ。