天気とその変化>雲はなぜできるのか(1/18)
1 雲はどのようにしてできる?
空気中には、地表から蒸発した水が水蒸気として含まれています。水蒸気は無色透明な気体ですから、目には見えません。しかし、雲や霧ができたり、雨や雪が降ったりするのは、この水蒸気が水や氷に変化して起こる現象です。霧は地面に接して広がっていますが、雲はほぼ一定の高さから上方にむかって発生しています。雲は何かの理由で空気がある高さ以上に上昇すると、空気中の水蒸気が凝結してできると考えられます。では、どのようなしくみで水蒸気が凝結して、雲ができるのでしょうか?