■ 観察 イカの解剖
  イカの解剖 9  

内蔵を観察してみよう

※画像はろうと側(腹側)のものです。 画像上にポインタを合わせると拡大します。
外とう膜を開くと次の部位が見られます
・えら ・心臓 ・肝臓 ・墨汁のう(すみ袋) ・食道 ・直腸 ・胃 ・血管 
 頭部のすぐ上には、大きな肝臓があります。肝臓は、養分を蓄えるはたらきがあるため、最も大きな臓器です。
 肝臓と胃の間のえらの付け根近くに心臓があります。イカには1つの心臓と2つのえら心臓があります。えら心臓には、えらに効率よく血液を運ぶはたらきがあります。
 また、心臓からいくつかの血管が見られます。
 食道や直腸は肝臓の表面にそうようにあります。ろうと側(腹側)にあるのが直腸と墨汁のう、その反対側(背側)にあるのが食道です。直腸と墨汁のうはくっついており、銀色の光沢があるほうがすみ袋です。