火山と地震>火成岩のつくり (18/18)
5 マグマのできるところ 発展

かんらん岩(黄色はカンラン石、黒・緑色はキ石)

かんらん岩の偏光顕微鏡写真
地球を卵にたとえると、カラの部分は地殻(ちかく)、白身にあたる部分はマントルとよばれています。マントルは地球の体積の80%を占めています。このマントルの上部をつくっている岩石は「かんらん岩」です。マグマは主に、この「かんらん岩」が部分的にとけてでき、地表に上昇してくることで冷え、冷える速さによって深成岩や火山岩になるのです。右の写真にマウスカーソルを置くと偏光板2枚で見た写真がみられます。