火山と地震>火山灰にふくまれる鉱物 (1/14)
1 火山灰

火山灰を含む地層(掛川市上内田)

軽石(鹿沼土)
火山灰は粒が細かいので、風に運ばれてはるか遠くの地域の海や湖の底、陸上などに堆積し、地層をつくります。鹿沼土は、約3万年前に赤城火山(群馬県)から噴出した軽石(かるいし)です。軽石はマグマが急激に噴出するとき、内部からガスが発生して急に膨張し、無数の気孔を生じたもので、多くは水に浮かびます。火山灰や軽石からは、マグマが冷えてできる鉱物を取り出して観察することができます。