岩石をつくる鉱物の多くは光を通すので、岩石を薄くする（0.03mm）と光を通すようになります。これを偏光へんこう顕微鏡で観察すると、岩石のつくりをくわしく観察することができます。右の写真は安山岩を偏光顕微鏡で観察したものです。茶色の斑晶はキ石、白い斑晶はチョウ石です。そのまわりを細かな粒でできた石基がうめています。次のページの、花こう岩の顕微鏡写真と比べてみよう。右の写真にマウスカーソルを置くと２枚の偏光板を使って観察した写真に変わります。