■ 火山の形と噴火
富士山のよう岩 画面横幅は15cm
火口から地表に噴出したマグマや、冷たい地表でマグマが急激に冷え固まってできた岩石を よう岩 といいます。写真のよう岩にはガスのぬけたあなが見られます。マグマは約1000゚Cの高温で、地下では深さに応じて高い圧力を受けています。このマグマは浮力で上昇し、マグマだまりに一時たくわえられます。上昇によって圧力が下がると、マグマにとけていた水や二酸化炭素などが気体となって泡となり、全体の体積が増えてマグマだまりの圧力が高くなります。この圧力が火山噴火の原動力です。