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俳句の世界　１　ヒント

　ア　涼しさや縁より足をぶらさげる　　　各務 支考

　 　夕涼みの心地（ここち）よさをよんだ句です。縁側（えんがわ）からぶらさげた素足（すあし）に，　涼しい風を受けているのでしょうか。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　イ　夕桜家ある人はとく帰る　　　小林 一茶

　 　花見でにぎわった一日も暮（く）れ方に近くなり，人々は家路を急ぎます。帰る家のない作者のさびしさが伝わってくるようですね。

　　　　
　　　　　　
　ウ　目には青葉山ほととぎす初がつを　　山口 素堂

　 　目に映る青葉，ほととぎすの鳴き声，初がつおという３つのもので季節感を表しています。