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静岡ゆかりの俳句(はいく) 1 答え・かいせつ
@ 梅若菜 まりこの宿の とろろ汁 |
うめわかな まりこのしゅくの とろろじる |
梅の花がさき,若葉ももえ出て,丸子(まりこ)の宿では,名物のとろろじるがうまいことだろう。 |
*松尾芭蕉(まつおばしょう)が,別れる弟子(でし)におくった俳句(はいく)です。 |
A 駿河路や 花橘も 茶の匂ひ |
するがじや はなたちばなも ちゃのにおい |
新茶のにおいにまぎれて,香り高い橘の花も茶のにおいがするよ。 |
B 五月雨の 空吹きおとせ 大井川 |
さみだれの そらふきおとせ おおいがわ |
ふきすさぶ風よ,雨雲のたれこめたこの空を大井川にふき飛(と)ばしてください。 |