「、」や「。」でよみやすく 3

「お母さんは大きな声であいさつをしたぼくをほめた。」という文の意味をかんがえてみましょう。
  お母さんは大きな声で あいさつしたぼくをほめた
  お母さんは大きな声であいさつしたぼく をほめた。
「大きな声」がだれの声なのか、まよってしまいますね。
 こんなとき,「お母さんは、大きな声であいさつしたぼくをほめた。」とすれば,「大きな声」が「ぼく」のこえであることが分かります。 このように「、」(読点:とうてん)には,意味の切れ目をしめして,ぶんを読みやすくするはたらきがあります。

【もんだい】次の文に,読点を2つ打ち、意味が分かるようにしましょう。

    
 

① なまずはきながら帰ろうとするどじょうに言った。
  (なまずが泣いている場合)

② なまずはきながら帰ろうとするどじょうに言った。
   (どじょうが泣いている場合)