平家物語 4
義経の命を受け,那須与一が扇と平家の武者を射ぬいた後,源氏と平家の戦いが再び始まりました。海に馬を乗り入れた戦いの最中に,義経の弓がはずみで平家に引っ掛けられ落とされてしまいました。義経は,味方が止めるのも聞かず,海に落ちた弓をやっと拾い上げるのでした。家臣は,「どんなに高価な弓であろうと,お命には替えられない。」といさめました。
次は,弓を拾った理由を義経が答えた場面です。これを読んで,あとの問いに答えましょう。