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美しい日本語の世界　2　答え・解説

テキスト ボックス: 現代語訳 　天地が分かれた昔から、神々(こうごう)しく、高く貴い、駿河(するが)にある 富士山を振り仰いで見ると、（その荘厳さに）渡っていく日の 光も隠れ、照っている月の光も見えず、白雲も進むのをため らってしまう（ようだ）。いつでも雪が降りつもっている、 語り継ぎ、言い継いでいこう、富士の山（のすばらしさ）を。 反歌 　田子(たご)の浦を通ってながめのよい所に出てみると、真っ白に 富士の高嶺に雪が降っていることよ ＊田子の浦…現在の興津(おきつ)から由比(ゆい)に至る海岸
四角形吹き出し: これは「長歌」（ちょうか）と言われる歌の形式だよ。 　「反歌」には「長歌」のだいたいの意味を示したり，補足したりする 役割があるんだよ。