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擬人法と倒置法 1
擬人法とは・・・
素朴な琴 |
この詩は,琴を人間にたとえて表現しています。琴にも心があり,秋の美しさに「耐えかね」て鳴りはじめるだろうというのです。
このように,人間でないものを人間にたとえて表現する方法を「擬人法」といいます。
倒置法とは・・・
君は知っているか |
標準的な語順は,「君は全力で働いて頭の疲れたあとで飯を食う喜びを知っているか」ですが,この詩では,「君は知っているか」という問いかけを強調するために,「知っているか」と「全力で働いて頭の疲れたあとで飯を食う喜びを」の語順を逆にしています。
このように,表現上の効果を上げるために,本来とは逆の語順にする表現方法を「倒置法」といいます。