あすなろ学習室国語の部屋表現の部屋(中学校)>話し言葉と書き言葉

           話し言葉と書き言葉 1

 わたしたちが日常使う言葉には,「話し言葉」と「書き言葉」があります。
話し言葉とは・・・
  日常の会話に用いる言葉で,物事を
「音声で伝える」ときの言葉で
 す。
書き言葉とは・・・
  文章を書き表すときに用いる言葉で,物事を
「文字で伝える」とき
 の言葉です。

 この2つの言葉には,それぞれ特徴があり,状況を考えながら適切に用いる必要があります。

言葉の
種類
言葉の特徴
話し言葉 ○話し手と聞き手が,同じ場所と時間を共有している場合が多い。
 →そのときの状況が聞き手の理解の手助けになることがある。

○日本語には同じ音の言葉がたくさんある。そのため,聞いただけ
 では区別できない場合がある。
 →声の調子や話し方で,意味を判断できる場合がある。
書き言葉 ○不特定多数の人が読むことを想定している場合が多い。
 →だれが読んでも理解できるように,共通語を用いたり,文章を
  整えたりする必要がある。

○漢字や平仮名,片仮名を使い分けることで視覚に訴えるなど,
 意味が伝わりやすいように工夫することができる。
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