あすなろ学習室国語の部屋言葉のきまりの部屋(中学校)>言葉の単位1

言葉の単位 1

言葉は,大きいものから順に,「文章」「段落」「文」「文節」「単語」の5つの単位に分けることができます。    

文章 全体で,一つのまとまった内容を書き表したもの
話し言葉では「談話」という
段落 文章を意味や内容で区切った一つのまとまり
段落の中で,一つのまとまった内容を表して言い切られる一続きの言葉
文節 文を,意味が不自然にならない程度に区切ったもの
単語 文節を組み立てている一つ一つの言葉

問 題1

  次の文章はいくつの文からできていますか。

ヒントへ

 親ゆずりの無鉄砲で子供のときから損ばかりしている。小学校にいる時分学校の二階から飛び降りて一週間ほど腰を抜かしたことがある。なぜそんなむやみをしたときく人があるかもしれぬ。べつだん深い理由でもない。新築の二階から首を出していたら,同級生の一人が冗談に,いくらいばっても,そこから飛び降りることはできまい,弱虫やーい,とはやしたからである。

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問 題2

  次の文章に句点(。)を付けて,いくつの文からできているか考えましょう。

ヒントへ

 竹やぶのある所へ来ると,トロッコは静かに走るのをやめた三人はまた前のように,重いトロッコを押し始めた竹やぶはいつか雑木林になったつま先上がりのところどころには,赤さびの線路も見えないほど,落ち葉のたまっている場所もあったその道をやっと登りきったら,今度は高いがけの向こうに,広々と薄ら寒い海が開けた

答え・解説2へ

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