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QUIZ
6
内容 Lesson 26 Lesson 27 Lesson 28 Lesson 29 Lesson 30
名詞の修飾 単語 連語 英語の音声 英語独特の表現
問No. 問1 問2 問3 問4 問5





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Lesson 26 名詞の修飾 
例えば日本という国について相手に伝えたい時に "Japan is a country. (日本は国です)"というだけでは味気がないですね。やはり、日本についてより詳しく伝えたい・・・ そのときに、日本という国(つまり名詞)を飾り付ける(修飾する)方法を知っていることが大切です。
例)@Japan is a country.  (日本は国です。)
  AJapan is a small country . (日本は小さなです。)
  BJapan is a small country with beautiful mountains and lakes.  (日本は美しい山や湖のある小さなです。)

@よりもAが、AよりもBの英文の方が、より詳しく日本について伝えています。
英語では、Aのように前から名詞を修飾する場合と、Bのように後から名詞を修飾する場合2つの方法があります。 また、名詞を修飾する語(句)として、代表的なのは形容詞ですが、そのほかにも、前置詞のある語句や、現在分詞、過去分詞、関係代名詞のある語句なども、名詞を修飾する働きをします。 

例)The girl is Masako.  (その女の子は雅子です。)
@The beautiful girl is Masako. (そのきれいな女の子は雅子です。)
A The singing girl is Masako.  (その歌っている女の子は雅子です。)
BThe girl with a microphone is Masako.  (そのマイクを持っている女の子は雅子です。)
CThe girl singing with a microphone is Masako. (そのマイクを持って歌っている女の子は雅子です。)
DThe girl loved by many people is Masako.   (その多くの人々に愛されている女の子は雅子です。)
EThe girl who is singing is Masako.  (その歌っている女の子は雅子です。)
FThe girl who is singing with a microphone is Masako.  (そのマイクを持って歌っている女の子は雅子です。)
※BとE、CとFは表現方法が違うだけで、伝えたいこと(意味)はまったく一緒です。

@とAは、前から名詞を修飾する場合の例です。@は形容詞、Aは現在分詞が使われています。

B〜Fは、後から名詞を修飾する場合の例です。Bは前置詞のある語句、Cは現在分詞+前置詞のある語句、Dは過去分詞+前置詞のある語句、Eは関係代名詞のある語句、Fは関係代名詞+前置詞のある語句です。

ポイント:基本的に、語が単独で修飾する(短い)場合は前から、語句や文で修飾する(長い)場合は後から名詞を修飾します。このように、英語は2通り修飾方法がありますが、日本語は前から名詞を修飾します。

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Lesson 27 単語 
単語の覚え方はいろいろですが、楽しく、1つでも多く覚えるにはどのような方法があるでしょうか。単語を覚えるコツをいくつか紹介しましょう。
1 頭やしっぽをくっつけてみよう(接頭辞・接尾辞)
例) return (戻る) → re-:再び+turn:向く 
このように、"return"は2つの語からできています。このre-という語を接頭辞といいます。このような、頭につく語を覚えておくと単語の意味を知るのに便利です。"recycle(リサイクル)"も、元々は"re+cycle"です。また、"player"は"play+er"で、"-er"は「人」を意味します。このようにしっぽにつく語を接尾辞と言います。

2 同意語・反意語・対語などを関連して覚えてみよう
例) happy →同じ意味の語(同意語):lucky(幸運な)、glad(うれしい)  反対の意味の語(反意語):unhappy

また、下のように品詞を意識して覚えることも単語を増やす1つのコツです。

形容詞 副詞 名詞 反意語の形容詞
happy (幸福な) happily (幸福に) happiness (幸福) unhappy (不幸な)
kind (親切な) kindly (親切に) kindness (親切) unkind (不親切な)

ポイント:その他、リズムで覚えたり、実際に動作してみたりすると、より一層単語が身近になります。

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Lesson 28 連語 
連語は、2つ以上の語が集まって、あるまとまった意味を表現する言葉です。@動詞を使った連語、A形容詞を使った連語、Bその他、色々な連語があります。
問題の会話では、"put on" が入ります。"wear(着る)"と同じ意味を出せるのが、選択肢の中には"put on(着る、身につける)"だけだからです。

Mike:  What are you going to wear on Halloween? (ハロウィーンに何着るの?)
Kenzo: I'm going to ( put on ) a lot of toilet paper. (たくさんのトイレットぺーパーを身につけるつもりさ。)
Mike:  Are you going to be a mummy? (ミイラになるつもり?)
Kenzo: Yeah, it'll be scary!  (ああ、それなら怖いよね!)

@ 動詞を使った連語の例
    get to 〜 (〜へ着く)   get up (起きる)  get on 〜 (〜乗る)  get off〜 (〜降りる)
    take off〜 (〜を脱ぐ、離陸する)  take care of 〜 (〜の世話をする)  look at〜 (〜を見る)  look for〜(〜を探す)
A 形容詞を使った連語の例
    be late for〜(〜に遅れる)  be interested in〜 (〜に興味がある)   be different from〜 (〜と異なる)
B その他の色々な連語の例
    a lot of〜 (たくさんの〜)  each other (お互いに)   in those days (当時)   of course (もちろん)

ポイント:連語は、バラバラにしてしまえば、1つ1つの語は比較的簡単で、よく使われる語の組み合わせであることがわかります。ただし、似たような表現で様々な意味を表現するため、覚えるときに工夫して、例えば、put on = wearのように覚えていくと混乱も少なく、一度に2つの表現を覚えてしまうことにもなり、有効でしょう。

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Lesson 29 英語の音声 
英語には、@アクセント(単語の強弱)、A同じつづりでも異なる発音、B区切り、C大切なところを強く言ったり(強調)、Dイントネーション(文全体の調子をあげたり下げたりするなど)、発音するときに気を付けたいことがいくつかあります。これは、日本語に比べ英語の方が声をあげたり下げたり、強く言ったり弱く言ったりするという抑揚が強く、そうすることでリズムを感じる特徴を持つ言葉だからです。

例1)アクセントの位置によって、品詞(単語の役割)や意味に変化がおこります。
desert (名詞)砂漠      dessert (名詞)デザート
record (名詞) レコード   record  (動詞) 記録する 

例2)例えば、"ea"という同じつづりをしていても、発音が次のように異なります。
I went to the sea. I was not ready for swimming because I didn't have breakfast. I brought my lunch and some tea with me.
※海 [ i:]  準備して [ e ]   朝食 [ e ]   お茶 [ i:]
It's a picnic. After eating, I had a nap and I didn't swim at all. But I had a relaxing time. That's great!
※食べる [ i:]   とっても良い [ ei ]

例3)「英語の音声」の問題でも取り上げましたが、文を読んだり話したりするときには、意味のまとまりで区切ったり息をつぎます。
※ これは、英文をできるだけ聞いて、同時に声に出してできるだけ英文を音読するのが一番の早道です。
文の区切りも実は"意味の固まり"で区切っていることが、自然と分かってくることでしょう。

例4)強調の例、相手にはっきりと伝える工夫です。
Is this yours or your sister's? (これはあなたのもの、それともあなたの妹の?)と聞かれたら、 It's mine.(わたしのもの!です。)と、"わたしのもの"を区別してもらうように、はっきりと答えます。この辺りは日本語でもそうですから、理解しやすいハズ。

例5)「肯定文」の形でも発音するとき、語尾を上にあげることで、"疑問"の意味を表すことができます。
You are a student.  (あなたは学生ですか?)

ポイント:英語を発音するときは、顔の、特に口のまわりの筋肉をしっかり動かして、相手に分かってもらいやすく(相手にとって聞き取りやすく)話そうという意識が大切です。

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Lesson 30 英語独特の表現 

英語には、日本語とは違う独特の表現があります。この辺りから、『へ〜』ってそうだったんだという興味深くて面白い知識をインプットする段階です。

Chie: @The TV music program said Utada Hikaru would start her concert tour all over Japan next year.
(千絵: テレビの音楽番組で言ってたけど、ウタダヒカルが来年日本全国コンサートツアーを開始するって。)
Asuka: Wow, Athat's news to me. (BI hope ) Utada Hiakru will have her concert at Ecopa Stadium.
(明日香: わ〜、初耳。 エコパスタジアムでコンサートやってくれれば良いのになあ。)
Chie: I love her music. My favorite Utada's song is "CTime Will Tell".
(千絵: 私、彼女の音楽大好き。私のお気に入りの歌は"Time Will Tell"なのよね。)
Asuka: Me, too! DHer music always makes me happy.
(明日香: 私も! 彼女の音楽で、わたし、いつもハッピーになれるの。)   

例@とD 『もの』が主語になって、人と同じような動作や指示を与える表現
The TV music program(テレビの歌番組)が主語になって、said(言った)という表現 → 「〜番組で発表されていた」という意味
Her music(彼女の音楽) が主語になって、makes(させる)me(わたしを)happy(しあわせに)→ 「彼女の音楽によって、私はしあわせになる」という意味
例AとC そのままでは日本語にならない表現
● that's news to meを 直訳すれば、「それは、私にとってニュースです。」→ 『それって、初耳』などに意訳できます。
● "Time Will Tell" は曲のタイトルですが、直訳すれば、「ときが話すでしょう。」→『いずれ分かるでしょう』などに意訳できます。

例B 『〜と思う』と言いたいときのI think意外の色々な"思う表現"
I hope …  (期待して、今後((良い意味で))そうなって欲しいと思う。)   ← ※問題では、この意味で使いたい部分でした。
I'm sure … (きっと、〜となると((確信を持って))思う。)
I'm not sure … (きっと、〜ならないと思う。((確信を持って言えない場合)))
I am afraid… (心配して、〜((悪いことが))あるのではないかと思う。〜あって欲しくないと思う。)

ポイント:ここに紹介されているのは、ほんの一例です。さあ、ここからがみなさんの実力の見せどころ。どんどん自分から色々な英語の表現に出会って、世界の色々な人とコミュニケーションを図るためにも、自分の世界を広げて行きましょう。期待しています!

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