美しい日本語の世界3

   

テキスト ボックス: 天地(あめつち)の 分(わか)れし時ゆ 神(かむ)さびて 高く貴き 駿河(するが)なる

布士(ふじ)の高嶺(たかね)を 天(あま)の原 振(ふ)り放(さ)け見れば 渡る日の 影(かげ)も

隠(かく)らひ(い) 照る月の 光も見えず 白雲(しらくも)も い行きはばかり

時じくぞ 雪は降りける 語り継(つ)ぎ 言ひ(い)継ぎ行かむ(ん)

不尽(ふじ)の高嶺は (巻三 三一七)


   反歌

 田児(たご)の浦ゆ うち出(い)でて見れば 真白(ましろ)にぞ

不尽の高嶺に 雪は降りける   (巻三 三一八)



                 *「万葉集」では「富士山」のことを「武士」
                  「不尽」などのように、いろいろな表し方を
                   しました。
 次の歌は山部赤人(やまべのあかひと)次の歌は山部赤人(やまべのあかひと)が静岡県で詠(よ)んだものとして、「万葉集」に収められています。         声に出して読んでみましょう。

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